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今回ご紹介するのは、琺瑯びき鉄板の小さな看板‥‥といっても幅がたったの95㎜、ピンクや赤の公衆電話を備えていた、街のタバコ屋さんなんかの店頭に掲げられていたモノ。未使用らしく、錆や剥離もないピカピカの新品状態で、見つけたときはウキウキしたものです。白い地色も琺瑯らしくて良いですが、「電」の字の書体が独特なのも魅力的で、とても気に入ったのでした。

携帯電話の普及で、公衆電話(という言葉も、もう死語ですか?)もすっかり影をひそめて、飲食店やタバコ屋さん備え付けのものは、ほぼ壊滅状態。電話ボックスですら珍しくなりました。
電話ですらそうですから、緑で描かれた「電報」の二文字も、「何で電話と電報が同じ看板なの?」と、首をかしげる方がほとんどでしょう。まだ電話のない家庭も多かった時代、急ぎの通信手段として、電報がぐっと身近な存在だったころもあったのですね。今や電報って、普通に暮らしていたら、冠婚葬祭のときくらいしかお願いしませんものね。

通信手段の進歩は、私がいうまでもなく本当に目まぐるしくて、娘の幼稚園で知り合った自称「通信オタク」のママ友と話をしていると、まったくついていけないほど。そんな私は、この小さな看板を眺めていると、少しだけ時間がゆっくりになって、とても癒されるのでした。
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さて、慌ただしいまま気がつくと、5月になっていました。娘が小学生になり、はじめてのことばかりで、生活のペースを整えるのに必死で過ごしています。重たいランドセルを背負い、「小学生になったんだから!」のひと言で、親以上に環境が変わった娘も大変で、毎日宿題もありますし、今の小学生って、本当に忙しいのですね。自分の時代と比べると、なんとも言葉になりません。
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そんな忙しい中でも、「発散しなければ!」と、お花見をしたり(自転車で通過しながら眺める)、新緑の美しさに季節の変化を感じたり、東京タワーに333匹の鯉のぼりを見に行ったり(自転車で)、娘と菖蒲湯に入ったりと、私なりに頑張っているのでした。
まぁ、ここに至るまでに、実家の父の手術もあったりして、病院に泊まり込んで立ち会ったり、重なる時には、本当に重なるものです。とりあえずは、手術も無事に終わって安心しましたが、年齢を重ねるというのは、こういうことなのだと、しみじみ感じているところです。そういえば、2013年にも東京タワーの鯉のぼりをご紹介していました。2011年にご紹介した東京タワーランプは、今見ても素敵です。2009年にご紹介した、東京タワーのまわりに大きな建物がない時代の絵葉書を見ると、同じ東京と思えませんよね。