平成として最後の年も残りわずかとなりましたね。この数日でようやく寒くなりましたが、つい先日まで12月とは思えない暖かさで、なんと東京は4日の夕方、25度でした。娘と一緒にビルの電光掲示板を見て、本当にびっくりしたものです。

さてすでにお知らせしたとおり、娘を連れて倉敷へ行って来ました。日帰りのバタバタとした旅行でしたが、数ヶ月前から飛行機の往復格安切符を手配し、雨が降っても(さすがに台風は来ないだろうと)行く覚悟で準備してきたのです。
マーケット関係者の皆さんや、この1日に賭けた私の願いも通じたのか、お天気に恵まれたのは幸いでした。3連休の初日とあって、岡山空港から倉敷直行のリムジンバスが渋滞はしたものの、10時前には会場に着け、13時過ぎまで、懐かしマーケットを楽しめたのです。

ひさしぶりにお会いした本部の方々、お忙しい中お相手していただきまして、本当にありがとうございました! 骨董市の賑わいを肌で感じられたのは、何年ぶりかしら。出店されたたくさんの業者さん、店頭に並ぶ魅力的なモノたち‥‥。嬉しくてなんだかドキドキしてしまい、落ち着いてモノを見られないほど。まぁ、娘も一緒ということもあって、若いころのように全開にはなれない、ということもありましたが‥‥。
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知っていただきたいのは、“倉敷・懐かしマーケット”は、モノだけ商っているわけではないこと。例えばこだわりのある飲食店‥‥米粉のクレープ屋さん、パスタ屋さん、ケーキにパンなど。また手作りの素敵なアクセサリー、革製品、陶器屋さんなどなど。
デパートの中に入っていてもおかしくないような、ステキなお店も多く出店されているのです。美味しそうなものばかりということもあり、娘も私もモノを見ては何かを食べ、食べてはまた古物を物色し‥‥の繰り返し。大人も子供も、一日中遊んで飽きさせない、実に素敵なマーケットなのでした。
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今回の旅行はもちろん、懐かしマーケットを楽しむのが最大の目的ですが、西日本生まれの私としては、西日本豪雨の被災地である倉敷を応援したい!という気持ちも大いにあったのです。
というわけでマーケットとお別れした後、倉敷美観地区へ。まず初体験の人力車に乗り、観光と移動も兼ねて楽しむことに。ただ、何分ハードスケジュールだったので、人力車のお兄さんにお願いし、倉敷駅の近くで降ろしてもらい、その足であわただしく駅前の天満屋デパートへ。

デパート1階に入っている、鳥取県倉吉市で生まれたブランド“バルコス”の鞄が2年前から欲しくてたまらず、倉敷を訪ねたらここで買おうと決めていたのです。まあ、サクサクと目的が達成できて、気持ちのいいことでした!
買い物のとき、デパートの店員さんにお話をうかがったところ、ご実家が被災されて仮設住宅に住んでおられるとのこと。日常生活が戻ってくるには、まだまだ時間が必要だと感じられました。「美観地区はいかがでしたか?もっときれいに、もっと楽しくなりますから、また倉敷に遊びにいらしてくださいね!」と、お店の皆さんにお勧めされて、ウルッとしながら再訪を約束したものです。
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倉敷の青空と美しい紅葉、また懐かしマーケットのパワーに感激しつつ、モノたちから伝わってくるあたたかさに、元気をいただきました。本当に素敵なマーケットです!またうかがいます!
懐かしマーケットも来年は20周年だそう、継続は力なり、すごいですね。心から応援しています!
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