実は私、10年以上毎朝4時に起きていました。
それも、目覚まし時計なしに、です。まわりの人たちには常に驚かれていましたが、私にとっては、ごくごく当たり前のことで、「おはよん」のニュースと同時にテレビをつけていたのです。
なぜそんなに早く起きていたかというと、10年以上小鳥と暮らしてきたからです。放し飼いだったこともあり、4時頃になると、ガサガサと小鳥が動く音がするので、自然と4時前後に目が覚めたのでした。それが、昨年末に13年生きた小鳥が亡くなり、私の中の目覚まし時計ならぬ、小鳥時計に変化が…。5時に起きるようになりました。主人の小鳥好きにつきあってきたつもりでしたが、私の生活の一部にもなっていたんだなぁと、しみじみ思います。
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しばらく置いてあった小鳥の寝床を片付けて、帯でも敷いてモノを飾ろうかと思っていたら、小鳥の羽の模様の帯を見つけました。地味な帯ですが、一緒に暮らしていた小鳥の羽の色に似ていることもあり、小鳥たちの羽が抜ける時期を思い出していいかも…。と思い求めました。
思えば、昨年はお別れの多い1年でした。小鳥は火葬してもらい、お骨として家にいるので、まだなんとなく、生活の中にいるような気がしていますが、少しずつ、小鳥のいない生活に慣れつつある、1月でした。

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