ご紹介するのは、和光堂のシッカロール。
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左側は直径10㎝の紙箱、右側は直径8㎝の缶です。
お母さんが赤ちゃんを優しく抱っこして、シッカロールをつけています。
「母の月」にちなんで、ひさしぶりに手に取って眺めました。
1906(明治39)年に発売されたシッカロールのパッケージは、和光堂さんのHPを見ていただくとわかりますが、時代によって変化してきました。着物姿のお母さんの髪型など、細かい部分が変わっていきます。着物といえば、最近では特別な時にしか着なくなりましたが、明治生まれの私の祖母は畑仕事以外の時は、常に着物を着ていました。なので私には懐かしい絵柄として映るのですが、平成生まれの娘にとっては懐かしさはまったくなく、特別な衣装と映るようです。

母の日といえば、娘がくれたのは架空のお部屋でした。
“架空のお部屋”とは、ゲーム「マインクラフト」でつくった(?)お部屋です。
「お母さんは、コロナのせいで故郷にも帰れないし、仕事も忙しいから、海の見えるお部屋をつくったよ」と…。
昨年まではお手紙とか絵だったので、ちょっと驚いたのですが、ゲームの画面には、青い海が見える大きな窓の広々とした部屋が映っていました。ゲームの画面も眺めていると、絵だと思えば、絵のような…。
「ありがとう」
と記念に写真をパチリ。私には思いもつかないプレゼントでした(笑)。