去る12月2日は、私にとって大切な方の個展が開催されていたので、代官山のギャラリーへ行ってきました。忙しい合間を縫って、友人と数ヶ月前から予定をすり合わせてのお出かけだったことも手伝って、楽しみにしていたのです。
途中、乗換えで久しぶりに通った渋谷駅は、すっかり様子が変わっていて昔の面影がなく、東横線に乗り継ぐだけでもひと苦労でした。ステキな個展を二人で堪能してから、帰りはすっかり懲りて渋谷駅を通らずに、恵比寿駅までおしゃべりしながら歩くことに。その道々、めちゃめちゃ美味しい中華屋さん“龍坊”でランチをし、雑貨屋さんも何軒かのぞいてみたりして、「この界隈は、個人商店が頑張っていてエライなぁ」と感心しながら、女2人で楽しいプライベートの時間を過ごしました。
そこで偶然出会ったお店が、「アンティークmu・mu」!
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もはや懐かしい「骨董ファン」、私も連載させていただいたあの骨董情報誌で、大変お世話になった方のお店だったのです! 懐かしさから、入ってすぐに「『骨董ファン』でお世話になったさえきです! オーナーはお元気ですか?」と声をかけさせていただきました。
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オーナーは残念ながらこのお店にはおられませんでしたが、お話を伺うと目黒店におられるとのこと。今やこのお店の他に、もう1つお店を出されているのだそう。すごいなぁ。せっかくなので電話でお話させていただき、昔お会いしたときの彼女の笑顔を思い出しながら、トシのせいかしら、懐かしさのあまり泣きそうになったものです。

今回求めたのが、下にご紹介する2点です。世界中のいろんな国の雑貨を扱っておられる「アンティークmu・mu」さんですが、私が目を引かれたモノは、昔の国産品でした。
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1つは陶器のミシンで、ツヤツヤした黒いボディに、パーツをちょんちょんと塗り分けた感じが可愛らしく、手に取りました。上の凹みには針山が作りつけてあって、マチバリが刺さっています。単なる針山を兼ねた置物かしらと思ったら、よく見てみると、右下に何か赤いヒモが出ているのに気づきました。引っ張ったらびっくり、メジャーがするすると出てきたのです! 素敵なお針子道具ですね。きっと、ミシンがまだ高嶺の花だった時代に、ミシンに憧れた女性たちへ向けて作られた品ではないでしょうか。高さ75ミリ、長さ130ミリで、メジャーには「JAPAN」と原産国表示がありました。
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もう1つは、リンゴを模した水差し。赤いところからグラデーションをつけて、天地の青みに移ってゆく色合いと、つるを模した取っ手の筋や葉っぱの質感など、形にも惹かれちゃいました。今にも甘酸っぱい香りがしてきそうな豊かな表現、存在感があり、置いておくだけで幸せな気分になれそうです。高さは175ミリ、ミシン同様、底には「MADE IN JAPAN」と原産国表示が刻まれています。

ミシンと水差し、二つの素敵な陶器に出会えて嬉しかったのに加え、この日はmu・muさんのクリスマスセールに当っており、20%引きにしていただきました。偶然にもラッキーが重なった日となり、自然に顔がニコニコしてきます。
そういえば6年前、mu・muさんのネット通販で買った時もクリスマスセールでしたっけ。その時求めたコーニング社のガラスボウルたちは、現役で活躍していますよ。本当に丈夫です。考えてみると、私がブログをはじめのたが2002年、もう15年になるんですね。地道によくここまで続いたものだと、我ながら感心したりして。

さて、私にとってあわただしく過ぎた2017年も、早や押し詰まってまいりました。今年も読んでくださった皆様に御礼申し上げます、ありがとうございました。少し早いですが、年末のご挨拶とさせていただきます。皆様がよいお年をお迎えになれるよう、お祈りしております。自分や家族にとっても、心身ともに元気で過ごせる2018年になりますように。